理学堂 ヒトと人と人間

三次救急病院で理学療法士をしている私が、日々感じている疑問やみなさんにも有用な情報を発信して行きたいと思っています。テーマであるヒトと人と人間に着いてもちょこちょこ更新して行きたいと思います。

まだ歩けないから帰れない。


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久しぶり更新になります。

 

そんな更新で、こんな小言をすいません。

 

長寿大国日本=寝たきり大国日本

 

長寿から健康寿命へ医療の意識が向けられるようになってしばらく経つと思いますが、なかなか実感がわきません。

 

また、地域包括ケアが本格的に始動し始めましたがなかなか一般の方々には認知されていない印象です。

 

人は五体満足でないと不幸・かわいそう。

この思考が日本人は非常に強いと思います。剣道・柔道・弓道など、古来から日本で行われてきたこれらのものは「型」を非常に大切にしていたり 「道」という言葉が使われており、こうあるべきと言う考えが強いものと思います。

 

このように、日本人は「〜〜はこうあるべきだ」「〜〜はこうでなくてはならない」という思考が強い人種です。

 

「人は歩けないといけない」、「人は物忘れしてはいけない」などの考え方が残っている限り日本の医療は上手く回らない気がします。

 

歩けなくても、片手を無くしたとしても、目が見えなくも人は人です。

 

入院期間の短縮、地域でのケアが言われている昨今、自分の暮らしたい所へ早く行くためには本人の努力だけではなく周囲の協力が必要不可欠です。

介護休暇制度をじゅうぶんに活用できる社会が作られれば、当たり前ですが入院期間は短縮するでしょう。

 

長くなりましたが、言いたい事は歩けなくてもご飯食べれればお家で生活できると思います。お家でリハビリすればいいとおもいます。

 

まとまらない文章で申し訳ありません。