心筋梗塞の患者様にヒマラヤに行きたいと言われて③
さて、後は気圧についてですが基本的には低気圧に伴う酸素分圧の低下と血圧上昇が問題だという事が分かりました。これについては前回と前々回の記事でお話しさせて頂きました。ので、気圧関連で飛行機について。
飛行機内の気圧は基本的に0.8気圧に保たれているそうです。この0.8気圧というのは海抜2300m、富士山五合目に相当します。やはり、低気圧ですので上記の通りの心配が残りますね。長時間のフライトの際には注意が必要になります。
そして、調べていると薬についても注意が必要だという事が分かりました!これについては知り合いの薬剤師に調べてもらいましたが、1番気をつけなければならないのは利尿剤だそうです!
前回の記事では、脱水について触れました。それが更に助長されてしまうわけですから要注意になりますね。
これらの情報をまとめて私は、患者様にこう伝えました。
続きは次号で。